■10月17日パリモーターショーでワールドプレミアへ
ルノーは、これまで同社が製造した最も人気のあるモデルの1つである「4(カトル/キャトル)」が復活することを発表すると同時に、最初のティザーイメージを初公開しました。
「4」は、シトロエンの名車「2CV」に対抗すべく、1961年に登場。フランス語で「4」の発音は、カタカナで「カトル」または「キャトル」と表記されますが、ルノー4の場合、日本では「ルノー・キャトル」で呼ばれることが多いようです。
本国ではベーシックモデルの「4L」から「カトレール」と呼ばれ、1961年から1992年まで製造、「世界で初めて成功したハッチバック」としても有名です。
公開されたティザーイメージでは、分厚いオフロードタイヤを装着、高い地上高が確認できます。
また、箱型のホイールアーチ、ルーフラックを装備、サイドシルプロテクター、ルーフボックス、リアクォーターウィンドウに配置されているLEDも特徴的です。
フロントエンドでは、同ブランドの新エンブレム、イルミネーテッドグリルに囲まれたLEDヘッドライトを装備、後部ではオリジナルを彷彿させる縦型配置の3連LEDテールライトの一部も見てとれます。先代4の全長はわずか3,663mm(144.2インチ)ですが、新型のボディはより大きくなり、電動化されクロスオーバーとなって登場すると予想されます。
ルノー4の生産が終了してから30年、新型4は10月17日パリモーターショーでワールドプレミアとなっています。