■隠された後部には 2 つのバケットシート装備の可能性
BMWが現在開発中とみられる『M3 CS』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで、高速テスト中を捉えたプロトタイプは、フードやバンパー周辺、およびリアサイドウィンドウのみを軽くカモフラージュ。
フロントバンパー下部にはスプリッターが突き出ているほか、グリル開口部が拡大され、既存の水平スラットは削除されています。
そのほか、アグレッシブなエアロキット、新デザインのホイールなど、M4CSLが得たアップグレードをすべて取得。
後部ではリアダックテールスポイラーと新しいOLEDテールライトの可能性もあるようですが、このプロトタイプはそれらのいずれも装備されていません。
リアサイドウィンドウが隠されていますが、噂によると後部には2つのバケットシートが装備されるといいます。
最終市販型ではルーフ、ボンネット、トランクリッド、バケットシートをカーボンファイバーに交換するなど、他にも抜本的な軽量化が行われることはほぼ確実となっています。
最後のM3 CSは通常のM3よりも110ポンド(50kg)軽く、新しいM4 CSLは通常のM4重量から240ポンド(109kg)軽量化されているため、約150~175ポンド(68~79kg)を期待しても問題ないと言えるでしょう。
その場合、予想される出力数値を考えると、このクルマの出力重量比は0.148hp/lbになり、ライバルとなるメルセデス「AMG C63 S」新型の方が100馬力以上高いにもかかわらず、0.149hp/lbとなります。
予想されるパワートレインで最も有力なのは、通常M3が搭載する3.0リットル直列6気筒ツインターボガソリンエンジンの改良版で、最高出力は540ps発揮、全輪駆動「M xDrive」システムを備えるほか、アップグレードされたシャシー チューニング、より強力なブレーキ、軽量化されたサスペンションコンポーネント、およびより高パフォーマンスタイヤを提供してくれるはずです。
M3CSのワールドプレミアは、最速で2022年内と予想されています。
(APOLLO)