鉄道開業150年を記念して「黒い山手線」が出現!

■150年前のSL・1号機関車をイメージ、当時の力強さが周回している

10月14日の鉄道開業150年を記念した「黒い山手線」が10月1日から運行を開始して、注目を集めています。

全身真っ黒の「黒い山手線」
黒い山手線のモチーフとなった1号機関車
黒い山手線のモチーフとなった1号機関車

山手線を運行しているE235系は銀色のステンレス車体に、ラインカラーであるウグイス色をアクセントとしています。

「黒い山手線」は、その名の通り車体全体を黒色でフルラッピング。前面には鉄道開業150年の特製ヘッドマークを掲出しています。

黒色としたのは鉄道開業時に運行していた1号機関車をイメージしたためです。なお、1号機関車は埼玉県の鉄道博物館で保存・展示されています。

●Netflixの広告電車として運行

黒い山手線はNetflixのADトレイン(広告貸切電車)として運行します。Netflixの赤いロゴは1号機関車の赤いアクセントカラーを想起させるものとなっています。

黒い山手線の車内は人気Netflix作品の世界観を楽しめる空間を各号車に再現しています。

JR東日本アプリでは「N」のアイコンで表示されます
JR東日本アプリでは「N」のアイコンで表示されます

黒い山手線は12月31日まで運行(車両整備などのため運行しない日もあります)。列車の走行位置はJR東日本アプリで確認可能。Netflix車両のアイコンで表示しているのですぐに見つけることができます。

(ぬまっち)

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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