この加速を見よ。KTM「X-BOW GT-XR」市販型、ニュルブルクリンクを疾走【動画】

■直線で空を飛ぶほどの加速を見せ、サーキットはまるで滑走路のよう

先日はKTM最新モデルとなる「X-BOW GT-XR」市販型プロトタイプを捉えましたが、今度はニュルブルクリンクでその走りをビデオが捉えました。

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KTM X-BOW GT-XR 市販型プロトタイプ

今回のプロトタイプは、サーキット専用車「X-BOW GTX」、および「X-BOW GT2」のロードゴーイングカーバージョンとなります。

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KTM X-BOW GT-XR 市販型プロトタイプ

先日は最新プロトタイプをスクープしましたが、やはり実車は迫力が違います。

フロントガラス前方をヒンジで固定する、ジェット戦闘機風のキャノピー式コックピットのせいか、直線で空を飛ぶほどの加速を見せ、サーキットがまるで滑走路にみえてくるほどです。これがサーキット仕様でなく、公道を走るロードゴーイングカーだというから驚きです。

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KTM X-BOW GT-XR 市販型プロトタイプ

デザイン詳細はカモフラージュで隠されており、トラッカーとほぼ同じに見えます。

唯一の違いはフロントナンバープレートや公道用のタイヤを履いていることでしょう。またサイドミラーは装備していませんが、もちろん最終市販型では装着されます。

パワートレインは、アウディ「RS3」と同じ2.5リットル直列5気筒ターボチャージャーエンジンを採用。最高出力600psを発揮し、後輪を駆動する7速ダイレクトギアボックス、バックアスクルにはコーナリング時のトラクションを向上させるリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを搭載します。

ボリュームは大きめで、そのエキゾーストノートを楽しんで頂きたいです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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