カワサキ「ニンジャZX-6R KTRエディション」に2023年モデル登場。636ccスーパースポーツにレーシーな新色を採用

■新グラフィックの2023年型は価格140万8000円

カワサキモータースジャパンは、636cc・4気筒エンジンを搭載するスーパースポーツ「ニンジャZX-6R KTRエディション」の2023年モデルを発表しました。

カワサキのニンジャZX-6R KTRエディションに新色の2023年モデル
ニンジャZX-6R KTRエディションのフロントビュー

新型は、パワフルなエンジン特性や軽快なハンドリングなど、基本性能はそのままに、レーシーなイメージの新色を採用。10月1日(土)より発売が開始されます。

●パワフルで扱いやすい636cc・水冷4気筒

ニンジャZX-6Rは、スーパースポーツの楽しさと興奮を幅広いライダーに提供するミドルクラスのスーパースポーツです。

大きな特徴は、ワインディングに合わせて最適化されたエンジンやシャーシ。これらの絶妙なマッチングにより、サーキットや高速道路、街乗り走行など、さまざまな場面で爽快なライディングを味わえるマシンです。

カワサキのニンジャZX-6R KTRエディションに新色の2023年モデル
ニンジャZX-6R KTRエディションの右サイドビュー

エンジンは、最高出力126psを発揮する636cc・水冷4気筒を採用。一般的な600ccクラスのスーパースポーツモデルと比べ37ccも大きい排気量とすることで、全回転域で扱いやすく、しかもパワフルな乗り味を体感できます。

車体には、独自のアルミニウム製ペリメタフレームを採用するなどで、車両重量197kgという超軽量ボディを実現。

カワサキのニンジャZX-6R KTRエディションに新色の2023年モデル
636cc・水冷4気筒エンジン

フロントサスペンションには、ショーワ製「SFF-BP(セパレートファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を装備し、減速時などの高い車体安定性や、優れたコントロール性も実現します。

最新の電子制御システムなども満載です。

まず、クラッチ操作なしにシフトアップを可能にする「KQS(カワサキクイックシフター)」を装備。

「KTRC(カワサキトラクションコントロール)」は、スポーツライディングから滑りやすい路面における走行まで、様々な状況において安定した車体の挙動維持をサポートします。

カワサキのニンジャZX-6R KTRエディションに新色の2023年モデル
ニンジャZX-6R KTRエディションのメーター

ほかにも、フルパワーモードと約65%の出力特性に変更できるローパワーモードといった2つの出力特性を選択できる「パワーモードセレクション」も採用。

KTRCとパワーモードを組み合わせることで、全8通りのセッティングから、好みや状況に応じた設定を選ぶことが可能です。

●ワークス・レーサーをオマージュしたカラー

2023年モデルでは、市販車ベースの最高峰レース「スーパーバイク世界選手権」で闘うカワサキのワークスマシンを彷彿とさせるカラーリングを施したニンジャZX-6R KTRエディションに、新色を採用。

カワサキのニンジャZX-6R KTRエディションに新色の2023年モデル
ニンジャZX-6R KTRエディションの左サイドビュー

1000ccスーパースポーツ「ニンジャZX-10RR」をベースとするレーシングマシンをイメージした「ライムグリーン×エボニー」というカラーリングに、新しいグラフィックを施しています。

なお、今まで設定があったスタンダード仕様は廃止され、KTRエディションのみの1色展開となります。また、スペックなど、主な仕様に変更はありません。

価格(税込)は140万8000円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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