■有終の美を飾るのはAMG製の6.0リットルV型12気筒ツインターボ
パガーニは現在、新型ハイパーカーを開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
車内コード「C10」と呼ばれる新型モデルは、2011年に限定100台で発売されたハイパーカー「ウアイラ」後継モデルとして開発中とみられます。
インスタグラマーの「_tim_2712」氏から提供されたスパイショットでは、5月に捉えたプロトタイプと比較してかなりカモフラージュが落とされています。
以前はエンジンカバーの大部分が隠されていましたが、今回は削除されており、そのためリアデッキがいかに低くフラットであるかが分かります。
後部では、パガーニの象徴的クワッドエキゾーストパイプはその上に配置され、テールライトを接続する、わずかに弧を描いたスリムなスポイラーで覆われていることが見てとれます。
そのほか、低くてフラットなボディワークには、非常に目立つフロントホイールアーチが確認できます。ただし、カモフラージュのパネルがすべて取り除かれているわけではなさそうです。また、フロントフェンダーベント周辺やドア部分は疑わしいほど平らに見えることからも、ダミーパネルであると思われます。
パワートレインはメルセデスAMG製の6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンが予想され、この新型ハイパーカーは、同ブランドとして電動化はされない最後の燃焼系モデルと予想されます。最高出力はウアイラを超える830psオーバーと噂されています。
C10のワールドプレミアは2022年9月12日、イタリア・ミラノでのアート・音楽・テクノロジーの祭典で、販売価格30万ユーロ(約4100万円)での販売が予想されていますが、市販型の車名は確定していません。