欧米市場では主役級SUV、起亜「ソレント」大幅改良モデルに「X-Pro」設定へ

■LEDデイタイムランニングライトが躍動感あるデザインに変更

起亜が開発中とみられるクロスオーバーSUV「ソレント」改良型のデザインを大予想しました。

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起亜 ソレント 改良型 予想CG

初代ソレントは2002年に発売、現在欧米市場において重要なモデルに成長しています。第4世代となる現行「MQ4」型は2020に登場、これが初の大幅改良となります。

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起亜 ソレント 改良型 予想CG

提携デザイナーのNikita Chuicko氏から提供された予想CGで、最大の進化はフロントエンドでしょう。

改良型では、LEDデイタイムランニングライトが躍動感あるデザインに変更、ヘッドライト内部に完全に収まっています。またヘッドライトからグリル中央へ向かい金属が走るなど、よりアグレッシブなデザインが見てとれます。バンパーコーナーには新たに垂直のLEDを配置、上部と下部グリルの間はシンプルな処理になっています。

側面では新設計のホイールを装着、後部ではバンパーデザインを刷新し、全幅のLEDストリップライトを装備するなど、よりスポーティなイメージが感じられます。

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起亜 ソレント 改良型 予想CG

現行型パワートレインは、最高出力191ps・最大トルク247Nmを発揮する2.5リットル直列4気筒をエントリーモデルとし、上位には最高出力281ps・最大トルク422Nmを発揮する2.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンがラインアップされています。

また、ハイブリッドアシスト付き1.6リットルターボは最高出力227ps、1.6リットルターボと13.8キロワットのバッテリーを積むプラグインハイブリッドは最高出力261psを発揮。これらはキャリーオーバーされる可能性が高いと思われます。

改良型では、強固な「X-Pro」バージョンも設定。こちらには、B.F.グッドリッチ オールテレーンタイヤ、LEDフォグランプ、フロントガラスとウォッシャーノズル用のヒーター、17インチのマットブラックホイールを備えるほか、ツートンルーフはオプションとなっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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