■傾斜しているハードトップルーフが、Aピラーと自然に統合し劇的に変化
マツダのシンボルでもあるライトウェイトスポーツカー「ロードスター」(海外名:MX-5)に、派生ワゴン「ロードスター シューティングブレーク」が設定されたら?…というCGを入手しました。
初代「NA」ロードスターは1989年に登場、現行型「ND」ロードスターは2015年から発売されています。
欧州では「市場で最も運転が楽しいRWD車の一つ」と言われ、ソフトトップのカブリオレとハードトップ「RF」の異なるボディスタイルで提供されています。
予想CGで協力してくれたのは、デジタルアーティストのSugar Chow氏です。ロードスターの土台となるほとんどのボディパネルを保持していますが、上部とテールは新設計されています。
フロントエンドでは、後方へ向かいわずかに傾斜しているハードトップルーフが、Aピラーと自然に統合され、これによりスポーツカーとしてのプロポーションが劇的に変化していることがわかります。
筋肉質のリアフェンダーは、新設計されたウィンドウ形状に沿ったCピラーと見事に調和。リアエンドには、コンパクトなウィンドウとハッチバックが見てとれ、拡大されたトランクにアクセスできるようになっています。
通常のMX-5の貨物容量は130Lですが、シューティングブレークのバリエーションでは、余分な高さと引き込み式のルーフ機構がないため、大幅に改善されるでしょう。
またコンパクトなリアスポイラー、新設計のLEDテールライト、純正ディフューザーにクワッドテールパイプを追加し、スポーティさに磨きをかけているようです。
マツダがロードスター生産にGOサインを出す可能性は低いですが、架空の市場ではSugar Chow氏が最近制作した、トヨタ「GR86シューティングブレーク」と完全な競争相手となるはずです。