日本再上陸はどうなる? オペル アストラに299馬力のEVホットバージョンの噂

■VW ID.4/5からデュアルモーター電動パワートレインを流用

オペルは2021年、主力モデルの新型「アストラ」を発表しましたが、そのホットハッチヴァージョンがフルエレクトリックとして導入される可能性があることがわかりました。

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オペル アストラ

新型アストラは昨年11月にデビュー、ステランティスグループの「EMP2」プラットフォームを採用し、ガソリン、ディーゼルのほか、モデル初となるプラグインハイブリッドも設定されています。

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オペル アストラ

現在はアストラEVを開発中とみられ、ホットハッチとして誕生する可能性がありそうなのです。

これはVauxhall のデザイン ボスである Mark Adams氏が、「Top Gear」誌のインタビューに答えたもので、「それほど遠くない未来に完成する予定です」と答えています。

X-Tomi Desingに協力を得た予想CGは、フロントエンドにはブラック加工のグリル、ワイドなエアインテーク、バンパー両サイドには縦型スリットが追加されているほか、足回りには新デザインのホイールセットが確認できます。

ホットハッチはVW「ID.3 GTX」をライバルとして開発されると思われ、その場合、ID.4、およびID.5クロスオーバーからデュアルモーター電動パワートレインが流用されると予想され、最高出力は299ps・最大トルク460Nmを発揮し、0-100km/h加速は6秒未満のパフォーマンスが期待できそうです。

半導体不足やコロナウィルスにより生産が遅延、日本市場への再参入も遅れているオペルですが、日本市場復活の際には、是非パフォーマンスモデルにも期待したいですね。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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