■VW ID.4/5からデュアルモーター電動パワートレインを流用
オペルは2021年、主力モデルの新型「アストラ」を発表しましたが、そのホットハッチヴァージョンがフルエレクトリックとして導入される可能性があることがわかりました。
新型アストラは昨年11月にデビュー、ステランティスグループの「EMP2」プラットフォームを採用し、ガソリン、ディーゼルのほか、モデル初となるプラグインハイブリッドも設定されています。
現在はアストラEVを開発中とみられ、ホットハッチとして誕生する可能性がありそうなのです。
これはVauxhall のデザイン ボスである Mark Adams氏が、「Top Gear」誌のインタビューに答えたもので、「それほど遠くない未来に完成する予定です」と答えています。
X-Tomi Desingに協力を得た予想CGは、フロントエンドにはブラック加工のグリル、ワイドなエアインテーク、バンパー両サイドには縦型スリットが追加されているほか、足回りには新デザインのホイールセットが確認できます。
ホットハッチはVW「ID.3 GTX」をライバルとして開発されると思われ、その場合、ID.4、およびID.5クロスオーバーからデュアルモーター電動パワートレインが流用されると予想され、最高出力は299ps・最大トルク460Nmを発揮し、0-100km/h加速は6秒未満のパフォーマンスが期待できそうです。
半導体不足やコロナウィルスにより生産が遅延、日本市場への再参入も遅れているオペルですが、日本市場復活の際には、是非パフォーマンスモデルにも期待したいですね。