ヒョンデの人気SUV「コナ」、次期型にもEV確定。プロトタイプを初スクープ

■フロントエンドには現行型と同位置に充電ポートを配置

ヒョンデは現在、人気クロスオーバーSUV「コナ」次期型を開発中ですが、そのフルエレクトリック版となる「コナEV」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ヒョンデ コナ_001
ヒョンデ コナ EV 次期型プロトタイプ

ドイツのヒョンデ/起亜テクニックセンター付近で捉えたプロトタイプは、ボディパネルのほとんどをカモフラージュしていますが、フロントエンドには現行型と同位置に充電ポートを備えていることが示唆されています。

グリルに通気孔はなく、後部にはエキゾーストパイプが見当たらないことなどから、フルエレクトリックモデルであることが濃厚と言えるでしょう。

ヒョンデ コナ_009
ヒョンデ コナ EV 次期型プロトタイプ

そのほかでは、特徴的なスプリットヘッドライトを引き継ぎ採用、全幅のLEDライトバーが追加されることが予想されています。

キャビン内では「アイオニック5」と同様のデザインを採用、デジタルインストルメントクラスターと大型のインフォテイメントタッチスクリーンが同じパネルに統合されるほか、ダッシュボードには金属スタイルのアクセント、スリムな通気孔、物理的ボタンとノブが配列されます。

ヒョンデ コナ_006
ヒョンデ コナ EV 次期型プロトタイプ

次期型のパワートレインは不明ですが、「ニロEV」同様のアップグレードを受けると予想され、684kWhのバッテリーパックと、最高出力201ps・最大トルク255Nmを発揮する電気モーターの搭載が見込まれています。

コナ次期型のワールドプレミアは、早くとも2023年初頭まで行われないと予想されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる