■新設計のLED雷神「トールハンマー」がくっきりと
ボルボは現在、大型クロスオーバーSUV『XC90』後継モデルを開発中ですが、その特許画像をスウェーデンのエージェント経由で入手に成功しました。また欧州連合知的財産局では「EXC90」という車名が確認されました。
初代XC90は2002年に登場。現行型となる第2世代は2016年に発売。ボディー、シャシー、サスペンションをすべて刷新、ヘッドライトには北欧神話の雷神「トールハンマー」をモチーフにしたLEDデイタイムランニングライトを装備、大きな転換期となりました。
そして、いよいよ第3世代へバトンタッチされるわけですが、フロントエンドでは、後方に鋭角に傾いたヘッドライトを装備、「トールハンマー」も新設計されています。
そのほかフルエレクトリックを示唆する密閉されたグリル、垂直のコーナーエアインテークも確認できます。
後部では、エキゾーストシステムは見当たらず、現行型やリチャージコンセプトとは一線を画するC字型テールライトを装備。同社によると、「ボルボ車の全電動化の未来のマニフェストを表す」と伝えられています。
XC90後継モデルは2022年頃と発表されており、車名は「EXC90」が最有力と見られていますが、若干遅れがあると噂されており、2023年にずれ込む可能性も出てきています。