■「A8」や「Q8」を支える「MLB Evo」プラットフォームを採用でボディ拡大
アウディは現在ミッドサイズ・クロスオーバーSUV「Q5」次期型を開発中ですが、その最新プロトタイプをビデオが捉えました。
オーストリア・アルプスで捉えた開発車両は、全身をカモフラージュしていますが、ホイールベースが現行型よりストレッチされており、現行型より大きく見えます。
フロントエンドでは、よりスリムなヘッドライト、新設計されたパターンを持つシングルフレームグリル、バンパーに大型エアインテーク、その両サイドには際立つ垂直のエアカーテンが配置されています。
後部では、黒いプラスチックで囲まれた4つの個別のテールライト(ダミーコンポーネント)、バンパーにはデュアルエキゾーストパイプが装備されていることが確認できます。
アウディは今後10年間、燃焼エンジン車を生産し続けることを計画しているため、Q5次期型ではプラグインを含む、より強力な電動オプションを提供するだけでなく、さまざまなガソリンおよびディーゼルパワートレイン(少なくともマイルドハイブリッド付き)がラインアップされると思われます。
市販型では「A8」や「Q8」を支える「MLB Evo」プラットフォームを採用、ホイールベースが延長され、居住空間が充実するほか、自動運転機能、接続機能、さらには4輪ステアリングなど、あらゆる種類の高度な技術が利用できるようになるでしょう。
Q5次期型のデビューは、2023年内と予想されています。