「明るくていいよね」樹智子×BMW M4カブリオレ【注目モデルでドライブデート!? Vol.135】

■最高にクール

樹智子×M4カブリオレ
今回の“彼女”は、樹智子さん!

「私、青が好きなのよ」

助手席の彼女が話しかけてきた。

樹智子×M4カブリオレ
BMW M4カブリオレ コンペティション M xDrive

「この青はいいよね。よく似合っている」

不意打ちされたようなボクの表情を見て、こう続けた。

BMWのエンブレムだって青でしょ」

なるほど。そういう視点は初めてだ。そしてちょっと面白い。

樹智子×M4カブリオレ
ホワイト内装

オープンカーが普通のクルマと大きく違うところは、まわりから車内が丸見えだということだ。解放感と引き換えに、車内をさらけ出しているのである。

樹智子×M4カブリオレ
「覗いてる?」

だから、普通のクルマ(屋根が開かないクルマ)だと覗き込まない限り外からわからないインテリアカラーも、オープンカーだと意味合いが違ってくる。それ自体、そしてボディカラーとインテリアカラーの組み合わせも自己主張になってくるのだ。

樹智子×M4カブリオレ
似合うかも

だからこそ、オープンカーは派手な内装色を選ぶべきだと思っている。ボディカラーは地味目で内装色が派手なんて最高にクールじゃないだろうか。

そしてボクが選んだ内装色はアイボリー・ホワイト。けっこう華やかだと思う。

「白内装。明るくてよいね」と彼女も気に入ってくれているみたいだ。

●とっても滑らか

樹智子×M4カブリオレ
「グイグイ来てほしい」

BMW「M4カブリオレ」は、510psのエンジンを積む高性能スポーツカーだ。BMWの6気筒エンジンだけあって、アクセルを踏んで回転が上がるときの高揚感や高回転のパンチ力、そして響く音がテンションを上げてくれる。

その加速感を「グイグイ行く感じが楽しい」と表現する彼女は、どうやら助手席からエンジンの性能の高さを感じているっぽい。なかなかやるね。

樹智子×M4カブリオレ
M4、です。

「速いね。だけどとっても滑らか。不思議な感じ」

そうそう、それが色気のあるスポーツカーの色艶なのだ。そしてそれは、とても奥深い。いつもドライブに付き合ってくれる彼女のように。

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:樹 智子/ヘア&メイク:東 なつみ/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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