■上級グレードを「Proactive Touring Selection」に集約
2022年8月4日(木)、マツダはCセグメントモデルのMAZDA3、クロスオーバーSUVのMAZDA CX-30の一部改良を行いました。同日から予約受付が開始されていて、発売はMAZDA3が9月下旬以降、CX-30は8月下旬以降の予定です。
最大のトピックスは、直噴ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」が「e-SKYACTIV G 2.0」に変更された点。
同社独自のマイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」が組み合わされた「e-SKYACTIV G 2.0」は、減速エネルギー回生の活用により環境性能の向上が図られています。
さらに、モーターアシストにより、始動や発進時により静かでスムーズな加速を引き出せます。これにより改良前よりもWLTCモード燃率(国土交通省審査値)が約0.6km/L改善しています。
今回の一部改良により、パワートレインはMAZDA3が「SKYACTIV-G 1.5」「e-SKYACTIV G 2.0」「SKYACTIV-D 1.8」「e-SKYACTIV X」の4つに。
CX-30は「e-SKYACTIV G 2.0」「SKYACTIV-D 1.8」「e-SKYACTIV X」の3つになっています。
また、グレードも見直されています。上級グレードが「Proactive Touring Selection」に集約され、上質感を抱かせるインテリア加飾や装備を採用。自動防眩ルームミラー(フレームレス)などが備わり、インテリアの質感がさらに磨かれています。
また、多彩な本革内装がメーカーオプション設定され、好みに応じて選択できます。
MAZDA3には「バーガンディレザーパッケージ」「ブラックレザーパッケージ」の2種類、CX-30には「ホワイトレザーパッケージ」「ブラックレザーパッケージ」の2種類が設定されています。
●MAZDA3価格帯:228万8000円~384万2280円
●CX-30価格帯:245万8500円~391万5980円
(塚田 勝弘)