■現行の六角形ではなく、八角形の形状の新しいグリルを装備
フォードが開発を進めるコンパクト・クロスオーバーSUV、「エスケープ」改良型をフルヌード姿でカメラが捉えました。
初代エスケープは、2000年に発売、日本市場にも導入されました。当時フォードの傘下であったマツダと共同開発され、マツダからは「トリビュート」として販売されていたモデルです。
第4世代となる現行型は2019年に登場しており、これが初の大幅改良となります。
フロントエンドでは、現行の六角形ではなく、八角形の形状の新しいグリルを装備するほか、バンパーコーナーのメッシュエレメントは既存の丸み帯びたデザインからシャープなエッジへ刷新されています。
ヘッドライトもその形状から完全に見直され、アウトラインがよりシャープになりLEDバーがヘッドライトの間を走っています。ライトが変更されたことにより、フードも新設計され、より角度のあるデザインが採用されています。
側面では、Cピラーに沿ったクロームトリムがわずかに厚くなっているように見えます。
後部には、「ACTIVE」バッジを装着、このプロトタイプがアクティブ仕様であることがわかるほか、テールライトが少し丸みを帯びています。
エスケープ改良型のデビューは、プロトタイプの状態からも年内が濃厚と言えるでしょう。