■A35と差別化されるクワッドエキゾーストパイプをインストール
メルセデス・ベンツは現在、主力コンパクト「Aクラス」ファミリーの改良型に着手していますが、その高性能モデル・AMG A45最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現行型のAMG「A45」は2019年に発売されており、これが3年ぶりの大幅刷新となります。今回の大幅改良されるAクラスAMGでは、「A35」「A45」「A45S」が設定されると思われます。
A35では、スラット付き「パナメリカーナグリル」を採用、現行型と差別化されます。
捉えたA45プロトタイプは、新LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトが現行型よりスリム化されているほか、大型リアウイングが初めて装備されています。
足回りでは、新デザインのホイールを装着、後部ではA35と差別化されるクワッドエキゾーストパイプをインストールするほか、LEDテールライトのグラフィックが刷新されるはずです。
キャビン内では、アップデートされたMBUXシステムを搭載、インフォテイメントのタッチパッドには削除代わりに追加された収納コンパートメントと新しいカップホルダーが確認できます。改良型では、タッチスクリーン、音声コマンド、またはステアリングホイールのボタンを介してインフォテインメントを操作することになりそうです。
パワートレインは、最高出力387psを発揮する2.0リットル直列4気筒「M139」ツインターボエンジンがキャリーオーバーされ、8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」と4MATIC+システムが組み合わされます。
ただし、厳しい排ガス規制に対応するため、より環境性能を高めることに焦点が当てられる可能性があります。また最強モデル「A45S」では最高出力416ps・最大トルク500Nmを発揮、市場で最も強力な4気筒エンジンとみなされています。
AMG A45、およびA45S改良型のデビューは、今後数ヵ月以内と予想されます。