■最終デザイン露出。六角形のメッシュパターンの新グリル採用
アウディは現在、フルエレクトリックの欧州Eセグメントクロスオーバー「e-tron」改良型を開発中ですが、市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
雨中のオーストリア山中で捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが落とされ、最終デザインが鮮明に見えてきています。
フロントエンドには、交差する六角形のメッシュパターンが配置された新グリルへが装備されています。
ヘッドライトのアウトラインは継承されているようですが、内部LEDデイタイムランニングライトを刷新。バンパーには台形の開口部があり、コーナーエアインテークは現行型よりコンパクトに見えますが、カモフラージュで隠している可能性がありそうです。
側面では、優れた空力特性でデザイナーやEVメーカーの間で非常に人気の高い、デジタルサイドミラーを装備。後部では、全幅ストリップで結ばれるテールライトを配置、グラフィックが刷新されています。
キャビン内は撮影できませんでしたが、カメラマンによると、インフォテイメントディスプレイがアップデートされていたといいます。
EVスペックですが、改良されるe-tron、並びにe-tron Sportbackには、航続距離を伸ばす新開発バッテリーが搭載されるといい、より効率的なモーターおよび改善されたエネルギー回収システムにより、WLTP計測で373マイル(600km)が見込まれています。
また、より強力な電気モーターもアップグレードの中にあると噂され、強化される「S」グレードでは、ブーストモードで最大429hp、または496hpを発揮します。
e-tron改良型のワールドプレミアは、2022年内と予想されています。