スープラに続け。BMW Z4、直6にも6速MT設定へ

■BMW最後のMT搭載スポーツカーになる可能性も

BMWトヨタと共同開発した2ドアスポーツカー「Z4」の高性能グレード「M40i」に6速マニュアルギアボックスが設定される可能性が高いことがわかりました。

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BMW Z4

兄弟モデルであるトヨタ「スープラ」は4月、直列6気筒モデルの「RZ」グレードに待望のマニュアルトランスミッション車を設定しており、BMWでも同様のアップグレードを受けるというものです。

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BMW Z4

Z4は現在、一部の市場で6速マニュアルを備えた直列4気筒「Z4 SDrvie 30i」を提供しており、それに続くことになります。

3代目となる現行型Z4(G29型)は2019年に復活。2022年内、あるいは2023年初頭にも大幅改良が見込まれており、そのタイミングで直6MTが導入されそうです。

またZ4は、2025年内にもオーストリアのマグナシュタイアで生産が終了すると噂されており、近い将来はフルエレクトリックモデルで再登場の期待もされています。

EVはマニュアルトランスミッションの終わりを示すため、Z4改良型がBMW最後のMT搭載スポーツカーになる可能性もありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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