■40系では、「TNGA」最新世代プラットフォームを採用、ハイブリッドは全輪駆動に
トヨタは現在、大型LLクラスミニバン「アルファード」次期型を開発しているとみられますが、その最新情報を入手、予想CGを制作しました。
現行型となる、「アルファード/ヴェルファイア」(30系)は2015年に発売。先行して人気を博していた日産「エルグランド」をあっという間に抜き去り、キング・オブ大型ミニバンとして君臨しています。
次期型40系では、「TNGA」最新世代プラットフォームを採用、全長、ホイールベースサイズを変更せずに居住空間の向上、安定した高速走行を実現します。
そのエクステリアデザインですが、トヨタのトレンドになる逆L字型のライトデザインを採用。そのライトからグリルにつながるメッキ部分が押し出し感を演出。両サイドディフューザーはメッキにまとわれた大口径デザインで、L型アンダー部分もセンターまで伸ばした迫力あるデザインとなりそうです。
またサイドのフロント部分はライト上部からAピラーまで超立体的なキャラクターライン、フロント、リヤタイヤハウスは大胆な膨らみをもたせた大胆なデザインが予想されます。
パワートレインは、現行モデルの3.5リットルV型6気筒を廃止、熱効率を向上させた2.5リットル直列4気筒ダイナミックフォースエンジン、及び新開発2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.5リットル直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+モーターのハイブリッドがラインアップされ、ハイブリッドは全輪駆動となります。また「E-Four」最新世代を始め、第2世代「Toyota Safety Sense」(トヨタセーフティセンス)」が全車標準装備、ブレーキが強化され、走行性能が大幅に向上するでしょう。
アルファード次期型のワールドプレミアは2023年と予想され、同じく同年に登場が予想される日産エルグランド次期型と市場で激突する可能性がありそうです。また最新情報によると、ヴェルファイアに代わりアルファードの名称で異なるバージョンが発売されるとも予想されています。