セグウェイなのに座れる電動原付スクーター「B110S」が日本上陸。航続距離67kmで通勤・通学に便利

■立ち乗り電動2輪車でご存じ、セグウェイの電動バイク

セグウェイといえば、2000年代前半に立ち乗りの電動2輪車としてアメリカなどで一斉を風靡し、当時のジョージ・ブッシュ米大統領も愛用していたことで知られています。

セグウェイの電動スクーターSegway B110S日本上陸
最高速度は38km/hを実現

そのセグウェイ・ブランドを扱うSegway-Ninebot(セグウェイ ナインボット)では、普通に「座れる」原付サイズの電動スクーター「Segway B110S」の国内導入を発表。日本正規代理店オオトモにより、応援購入サイトMakuakeで先行予約販売を開始しました。

●家庭用コンセントから約4時間で満充電

B110Sは、公道走行可能な電動スクーターです。モーター定格出力は570W(登坂角度15度=約27%)で最高速度は38km/h。日本では原動機付自転車、いわゆる原付バイクに分類され、通勤・通学をはじめ、デリバリーや小旅行など、日常生活における多くの移動シーンで利用できます。

セグウェイの電動スクーターSegway B110S日本上陸
オレンジ

搭載する大容量リチウム電池は、TDKの子会社で信頼性の高いAmperex Technology Limited社製を採用し、1回の充電で最大67kmの走行が可能。充電は本体充電ポートからできるほか、取り外して自宅などの家庭用コンセントから約4時間(80%/3H)で満充電にすることもできます。

セグウェイの電動スクーターSegway B110S日本上陸
バッテリーは取り外し可能

なお、最新鋭のバッテリーマネジメントシステムも採用し、過熱保護や過放電保護、過充電保護などに対応することで、安全面にも配慮されています。

●スマホ専用アプリで高い利便性も実現

デザインは、ホイール内に走行用モーターを内蔵するインホイールモーターの採用により、流線型を採り入れたスリムでシンプルなスタイルを実現。

セグウェイの電動スクーターSegway B110S日本上陸
ブラック

また、従来のエンジンバイクと比べると騒音もほとんど無く、早朝の住宅地などでも気兼ねなく走ることができるほか、エンジン車のようにオイル交換などのメンテナンスも不要なため、維持費が安いことも魅力です。

さらに、スマートフォン専用アプリも用意されており、バッテリー充電状況の確認や本体アップデートなど、様々な機能をアプリから管理することができます。

セグウェイの電動スクーターSegway B110S日本上陸
スマートフォン専用アプリも用意

加えて、設定したスマートフォンを持った状態で車体に近づくと、ハンドルロックが自動解錠されるエアロック解除も搭載。しかも、離れるだけでオートロックが掛かるため、忙しい通勤や通学、ちょっとしたお買い物やデリバリーなど、サッと乗ってサッと降りたい際にとっても便利です。

ほかにも、誤発進による事故を防ぐ乗車感知およびスタンド収納感知センサーも搭載。走行中に強い衝撃を感知した際、アプリ経由で登録した緊急連絡先へGPS位置情報を発信するSOS機能も採用するなどで、事故防止や事故対応なども考慮した機能も備えます。

セグウェイの電動スクーターSegway B110S日本上陸
1回の充電で最大67kmの走行が可能

カラーバリエーションはオレンジとブラックの2色。価格(税込)は一般販売予定価格が43万7800円ですが、Makuakeでは例えば「超早割・24%OFF」が33万2728円(30台限定)など、より安く予約購入ができるようです(納車予定は2022年11月末までの予定)。

Makuakeのキャンペーンは2022年7月8日(金)14時~8月30日(火)18時まで実施。興味がある人は一度チェックしてみて下さい。

(文:平塚 直樹

【関連リンク】

Makuake「Segway B110S」プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/b110s/

この記事の著者

平塚 直樹 近影

平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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