BMW最強ワゴンが復活か?「M5ツーリング」、PHEVで発売の可能性

■車内コード「G99」。4.4リットルV型8気筒「S68」ツインターボエンジンを「XM」と共有

かつてBMWが販売していたミッドクラス・ハードコアワゴン「M5ツーリング」が復活する可能性が高いことがわかりました。

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BMW M5ツーリング 2008年モデル

M5ツーリングは、1992年の「E34型」から2007年の「E61型」に設定されていた高性能ワゴンです。E34型では直列6気筒エンジン、E61ではV型10気筒エンジンを搭載、現在はコレクターズアイテムとなり、人気を集めています。

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BMW M5ツーリング 2008年モデル

現在M5ツーリング新型は、車内コード「G99」と呼ばれ開発中とみられ、2024年7月に生産を開始する「G90」セダンに続くと期待されています。

パワートレインはどちらも4.4リットルV型8気筒「S68」ツインターボエンジンを「XM」と共有、デュアル電気モーターと組み合わせたプラグインハイブリッドと予想されています。

レンジトッピング仕様では、XMコンセプトを反映するとみられ、最高出力750ps・最大トルク1,000Nm程度が噂されています。また全輪駆動xDriveを採用、オートマチックトランスミッションを介して動力伝達がされます。

M5ツーリングを販売することにより、同社では初めて「M3ツーリング」と「M5ツーリング」を同時に販売することになりますが、メルセデス・ベンツでは、AMG「C63/E63ステーションワゴン」を、アウディは「RS4/RS6アバント」をペアで何年も販売しており、ついにそれらに続く時がきたようです。

BMWでは次世代5シリーズセダンにガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドパワートレインに加えて、完全なる電動パワーの「i5」の2023年リリースを計画、こちらにもツーリング設定が噂されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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