■VWの「MEB」アーキテクチャを採用するブランド初のEVセダン
フォルクスワーゲン(VW)が現在開発を進めるフルエレクトリック・セダンが6月27日に発表されることわかると同時に、そのティザーイメージスケッチが公開されました。
これまで「エアロB」と呼ばれるプロトタイプがカメラの前に出現していましたが、ワールドプレミアでは「ID.エアロ」コンセプトとして登場すると予想されています。
公開されたティザーイメージでは、滑らかなルーフラインを持つファストバックのボディスタイルが見てとれます。
ボディには最小限のキャラクターラインがあり、後部ではテールゲート全幅のLEDグラフィックを配置。同社では「優れた空気力学、エレガントなデザイン、そして広々としたスペース」を発表しています。
市販型では、VWのモジュラーエレクトリックドライブマトリックス(MEB)に基づいており、大量のアッパーミドルクラスセグメントでVWの電気自動車ラインナップを拡大すると見られています。
また「パサート」と近いサイズになりますが、車内空間はかつて販売していたラグジュアリーサルーン「フェートン」と同レベルが期待できるといいます。
ワールドプレミアは6月27日AM8時(米国時間)で、2023年の後半に最初に中国で販売予定となっています。
(APOLLO)