「予想できない!」堀江りほ×シボレー・カマロ【注目モデルでドライブデート!? Vol.131】

■不良っぽい魅力

堀江りほ×カマロ
今回の“彼女”は、堀江りほさん!

「オンナが不良っぽいものに惹かれるのは本能なのか? オトコに関しても、クルマに関しても」

堀江りほ×カマロ
シボレー・カマロ

ふと、そんな疑問が湧いてきた。

なぜなら、シボレーカマロは今どき珍しいくらい不良っぽいクルマだからだ。

かつてのヒット曲に「ナイフみたいに尖っては、触るものみな傷つけた」なんて歌詞があったけれど、まさにクルマ版のそれ。

堀江りほ×カマロ
ワルが好き(設定です)

といっても昔のマッスルカーと違って「エンジンだけ強力でサスペンションが対応できていないとんでもないクルマ」っていう意味ではなく、(電子制御機能系をオフにしない限りは)走行安定性はしっかりと確保されている。

だけど不整脈のように波のあるアイドリングや旋回中のちょっとした挙動に、粗削りというか不良っぽい部分があるのだ。

それが、洗練されまくった欧州の高性能クーペとは違うカマロのいちばんの魅力だと思う。

●危険な香り

堀江りほ×カマロ
「意外性が好き」

ボク「不良っぽい感じのどこがいいの?」

堀江りほ×カマロ
アメリカン・マッチョ

彼女「予想できない動きをするところかな。いつも期待を裏切るって、不良っぽいキャラだからこそだと思うの。マジメな人はいつも効率で動くけれど、そこにはサプライズがないっていうか……」

まあ、彼女のいうことも一理あるのかもしれない。

「マジメでよく働くし結婚するにはいいオトコなんだけど、つまんないのよね」という恋愛の相手選びのお約束のフレーズがあるけれど、そういう意味ではカマロはつまんない奴なんかじゃなくてけっこうヤンチャだ。正確に言うと、ヤンチャっぽい雰囲気を漂わせている。

なんだ、これってなぜか美女にモテるパターンじゃないか。

堀江りほ×カマロ
広いエンジンフード

いずれにせよ、カマロはこの不良っぽい雰囲気が醍醐味だ。こういうのは、ただただマジメな欧州勢のハイパフォーマンスクーペにはちょっとないよね。

そして大事な時(限界域)であっさりと裏切ってくれそうなこの危険な香り、ボクもキライじゃないけど。

堀江りほ×カマロ
モテグルマで行こう!

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:堀江りほ/ヘア&メイク:東なつみ/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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