■新型「シビック」に酷似したキャビン内、大胆なL字テールライト装備
ホンダは主力クロスオーバーSUV「CR-V」新型を7月12日に初公開することを発表すると同時に、そのコクピットの画像を先行公開しました。
また中国工業情報化部(MIIT)サイトで公式リークされているエクステリア画像を、スウェーデンエージェントから入手に成功しました。
初代CR-Vは1995年に誕生、2016年後期モデルからは海外専用モデルとなりました。
そして2018年、第5世代にフルモデルチェンジするタイミングで、2年ぶりに日本市場に復活しましたが、2022年には「インサイト」などとともに生産終了となることが報道されています。
公開されたキャビン内は、新型「シビック」とかなり似ていることがわかります。しかしセンターコンソールでは、シフトレバーの位置が左右逆になり、ボタン類が横に配置されています。またカップホルダーがなくなり、見えないアームレストの前部に移動されている可能性がありそうです。
そのほかの違いでは通気口が拡大され、ドアパネルのスタイル変更などがみられます。
エージェント経由で入手したエクステリアは、非常にスリム化されたヘッドライト、クロムストリップを備える新設計されたハニカムメッシュグリル、L字型コーナーエアインテークを装備。
側面では刷新されたキャラクターライン、Dピラーに沿ったLEDテールライトなどが確認できるほか、ボンネットは現行型より長くなっているようにも見えます。後部では、テールゲートやピラーに伸びる大型L字型テールライトが強烈なインパクトを放っています。
ボディサイズは長さ4,703mm(185.1インチ)、幅1,866 mm(73.4インチ)、高さ1,690 mm(66.5インチ)と拡大。
パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は190hpを発揮すると見られ、FWDモデルが17インチホイール、AWDバージョンではより大きな18インチのセットを備えるため異なるホイールが用意されます。
CR-V新型の公式デビューの7月12日には、より詳細な情報が公開されるでしょう。