プジョーの原付二種スクーター「ジャンゴ125エバージョン」にショートスクリーンやバックレスト付きの特別仕様車が登場

■快適装備が魅力の50台限定車

フランスの自動車メーカー「プジョー」傘下のバイクブランド「プジョーモトシクル」を扱うaideaは、原付二種スクーターでネオレトロなスタイルを持つ「ジャンゴ125エバージョン」の特別仕様車を発表。

プジョーのジャンゴ125エバージョンに特別仕様車
ジャンゴ125エバージョンABS+のドラゴンレッド

ショートスクリーンやバックレストなどの快適装備が付いた「ジャンゴ125エバージョンABS+」を、2022年6月15日より50台限定で発売することを公表しました。

●街中にマッチするツートンカラー仕様

ジャンゴ125エバージョンは、120年以上の歴史を誇るプジョーモトシクルのモデル群でも、特にビンテージ感溢れるデザインが魅力の「ジャンゴ」シリーズに属するスクーターです。

ジャンゴが持つ一番の特徴は、まず、1950年代に大ヒットした「プジョーS55」というモデルをモチーフとしたエレガントなスタイル。

プジョーのジャンゴ125エバージョンに特別仕様車
ジャンゴ125エバージョンABS+のドディープオーシャンブルー

グラマラスかつ流麗なボディに、プジョーのライオンマークが入ったフロントグリル、前後セパレートシートなどを採用。シート下のメットインスペースやスマートフォンの充電コンセントなどで高い実用性を誇るほか、ABSの装備などによる高い安全性も実現します。

ラインアップには、空冷単気筒の125ccモデルと50ccモデルがあり、レーシーな色調や精悍なマット系など、豊富なボディカラーを揃えることも魅力です。

プジョーのジャンゴ125エバージョンに特別仕様車
特別仕様車に装備されるショートスクリーン

なかでも、今回の特別仕様車のベースとなったジャンゴ125エバージョンは、エレガントなカーブを描きながら、車体のフロントからリヤまで続くメッキモールを境に、上下でくっきりと塗り分けられたツートンカラーが特徴のモデル。街中にマッチするおしゃれなボディカラーを採用しています。

●1858年のプジョーマークも採用

ジャンゴ125エバージョンABS+は、そのエバージョンに「ショートスクリーン」「バックレスト」「LEGENDキーホルダー」の3点(合計5万6100円分)がついた特別仕様車です。

プジョーのジャンゴ125エバージョンに特別仕様車
特別仕様車に装備されるバックレスト

ショートスクリーンは、クロームメッキのステーにマウントされており、品質感も満点。ライダーの胸元にあたる風や雨を防ぎ、快適なライディングを実現します。

プジョーのジャンゴ125エバージョンに特別仕様車
LEGENDキーホルダー

また、バックレストは、タンデムライダーの快適性と安心感を高める装備。型押しされた「PEUGEOT」ロゴにより高級感も演出します。

そして、LEGENDキーホルダー。これは、1858年に制定されたというプジョーブランドの最初のマークである「矢の上を歩くライオン」をモチーフとしたデザインを採用。

しかも、「Peugeot」のロゴに使われている書体は、ジャンゴのルーツであるS55が生まれた1950年代に使われていた筆記体を使っており、まさにプジョーの伝説(レジェンド)を感じさせる仕様になっています。

カラーバリエーションは、エバージョンシリーズの定番として人気の高い「ドラゴンレッド」と、ユーザーから寄せられた多くのリクエストにより、2022年モデルで再発売となった「ディープオーシャンブルー」の2色。

各色25台(合計50台)限定で、価格(税込み)は44万円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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