■より大きな開口部を持つインテークなどよりアグレッシブに
アウディが開発を進めるミッドサイズ・クロスオーバーSUV「Q5」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現在アウディは多くの自動車メーカーと同様に、電動化を加速しています。
すでに、2026年に新しいガソリンエンジンモデルの開発を終了し、2030年代には内燃機関モデルの販売を完全に停止することを発表しています。
第3世代となる次期型は2024年の発売が予想されており、前出のスケジュールに当てはめると、アウディの最も売れているモデルの1つであるQ5にとって、次期型は最後のガソリンエンジンモデルとなることが濃厚です。
オーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプは、カモフラージュによりディテールが隠されています。
しかし、スリムなヘッドライト、新設計されたシングルフレームグリルの一部、バンパー両サイドの目立つエアカーテン、より大きな開口部を持つインテークなど、よりアグレッシブな表情となることが予想されます。
後部では、インジケーターと組み合わされた4つのダミーテールライトや一対のエキゾーストパイプが確認できます。
市販型では、『A8』や『Q8』を支える「MLB Evo」プラットフォームを採用、ホイールベースが延長され、居住空間が充実するほか、自動運転機能、接続機能、さらには4輪ステアリングなど、あらゆる種類の高度な技術が利用できるようになるでしょう。
内部はまだ撮影されていませんが、スクリーン、安全技術、ドライバーエイド、最新のインフォテインメントグッズが満載で提供されるはずです。
パワートレインは不明ですが、さまざまなガソリンエンジンとディーゼルエンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドなどのラインアップが期待できるでしょう。
Q5改良型のデビューは、2023年内と予想されます。