■ヒルクライムイベントにてBMW M3ツーリングを初公開
BMWは、主力「3シリーズ」に初めて設定されるハードコアワゴン「M3ツーリング」最新ティザーイメージをリリースしました。
「M」ブランドは、今年6月に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で50周年を迎えますが、そのハイライトとして、ヒルクライムイベントにてBMW M3ツーリングを初公開することが発表されています。
そのほか「M4 CSL」を初め「iX1」「i7」「i4」「iX M60」など4日の間のイベントで新ラインアップが披露されると思われます。
公開されたティザーイメージでは、L字型に光るLEDテールライト、円形クワッドエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーなどが確認できます。
プロトタイプでは、ニュルブルクリンクのテストセッションに関連する「B’RING IT ON」のステッカーをドアパネルに装着、ボンネット内の強力なエンジンを冷却するために必要な巨大な垂直グリルと、巨大な吸気口を含む、M3の専用のフロントエンドが見てとれます。
キャビン内では、3シリーズ改良型と共有する「BMWカーブドディスプレイ」を搭載、12.3インチのインフォテインメントディスプレイと、14.9インチのコントロールディスプレイを配置、「iDrive8」をインストールしているはずです。
噂によると、M3ツーリングは非公式ながらニュルで7分30秒を計測したと伝えられており、これが事実なら現在ワゴン最速であるメルセデスAMG「E63Sステーションワゴン」の7分45秒を抜き去ることになります。
M3ツーリング市販型のパワートレインは、3.0リットル直列6気筒の「Mツインパワーターボ」エンジンの最新バージョンを搭載、最高出力は480ps・最大トルク550Nmを発揮します。
コンペティションでは最高出力510ps・最大トルク650Nmを発揮しますが、M3ツーリングでは、全輪駆動のコンペティションのみの発売が予想されています。
M3ツーリングのワールドプレミアは6月23日。いよいよカウントダウンが始まりました。