ボルボの電動化ブランド・ポールスター「5」市販型デザインが流出。次世代のEVグランドツアラー

■「プリセプト」コンセプトカーの市販型。ボディがハイライディング化

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ポールスター5 市販型 特許画像

ポールスターは、今後数年間でラインアップを増やし、「ポールスター5」でピークに達することが予想されていますが、その市販型デザインが流出しました。

同ブランドでは、今年10月にクロスオーバーSUV「ポールスター3」を発売、2023年に「ポールスター4」を投入したあと、2024年にはEVグランドツアラーとなる「ポールスター5」の導入が期待されています。

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ポールスター5 市販型 特許画像

ポールスター5は、2020年に詳細が発表された「プリセプト」コンセプトカーの市販型となります。

スウェーデンのエージェントから入手した欧州連合知的財産局に出願された特許画像からは、コンセプトにかなり近いエクステリアデザインが見てとれます。

しかし、専用サスペンションを採用し、ボディがハイライディング化されているほか、フロントグリルが微調整されています。

後部では、ディフューザーこそ同じ形状をしているものの若干控えめにされ、トランク/リフトバックは実用性が高められた異なるデザインが採用されていることがわかります。そしてコンセプトとの最も顕著な変更は、従来のリアドアとBピラーを備えている点です。

インテリアの画像は公開されていませんが、巨大なタッチスクリーン、フルデジタルインストルメントクラスターが搭載されると予想されます。

市場では、ポルシェ「タイカン」、テスラ「モデルS」、アウディ「e-tron GT」などと競合しますが、ポールスター5が販売される2年後には新たなライバルも登場していることもありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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