■特徴的なボンネットなどオリジナル2CVの象徴的シルエットを維持
シトロエンの名車「2CV」が復活する可能性があるという噂を入手、その予想CGを公開します。
2CVは、1949年から1990年まで販売されたシトロエンの人気モデルで、1996年には20世紀を代表するクルマ「カー・オブ・ザ・センチュリー」においてベスト26にも入った名車です。
近年、フォルクスワーゲン(VW) ID.Buzzをはじめ、フィアット500、ホンダeなど、レトロモデルにインスパイアされたEVモデルが普及していますが、2CVもミニマリストデザインのフルエレクトリックモデルとして復活する可能性があるといいます。
デザイナーのDejan Hristov氏に協力を得た予想CGは、丸みを帯びたルールラインの形状、際立つフェンダー、特徴的なボンネットなど、オリジナル2CVの象徴的シルエットを維持している様子がうかがえます。
一方、コンパクトなLEDヘッドライト、ミニマリストグリル、デジタルミラーなど、エレクトリックモデルの現代デザイン要素を持ち合わせています。
足回りには大径のタービンスタイルホイールを装備、最低地上高は若干上げられクロルオーバーテイストが伺えるほか、プラスチック製のクラッディングはバンパーとサイドシルの下部のみに使用、見た目を上品に保っています。
かつての2CV内部では、手動ワイパー、エアコンの欠如などがみられましたが、現代版ではインフォテインメントタッチスクリーン、温度調節、電動ウィンドウ、オーディオシステムなど、必要設備はフル装備されるはずです。
果たして新たなレトロEVは誕生するのか? 注目されます。