■成田ナンバーをつけたプロトタイプ、内部にはカーブドディスプレイを初採用
読者から、国内で撮影されたスクープ写真の投稿が届きました。
フロントドアに「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られていることから、成田ナンバーをつけているこのプロトタイプがBMWの新型エレクトリック・クロスオーバーSUV「iX1」次期型と思われます。欧州ではすでにプロトタイプが公式リークされていますが、このプロトタイプは右ハンドルであり、おそらく国内仕様とみられます。
iX1は欧州、国内仕様とも角度のあるLEDグラフィックを備えたアグレッシブなヘッドライト、そこに接続された大型の密閉キドニーグリル、ブルーのアクセントを持つ垂直のバンパーインテークを装備するとみられ、フロントバンパーとリアバンパーのEV特有の機能を除いて、ボディパネルのほとんどをICE搭載の「X1」と共有することになるでしょう。
キャビン内では、3シリーズ改良新型にも搭載されたカーブドディスプレイを初採用することが濃厚です。EVスペックは不明ですが、第5世代の「eDrive」テクノロジーを搭載、WLTP標準で256~272マイル(412~439km)の航続を実現するといいます。
iX1のワールドプレミアは、X1投入後の2022年後半となり、遅れて強力な「X1 M351」の設定も期待されています。