アウディ「A6 e-tron」を鮮明撮影。次世代デザインのカギは「スプリットヘッドライト」

■ポルシェ次世代マカンEVとフロアを共有。0-100km/h加速4秒未満

アウディが現在開発中の、欧州Eセグメント・エレクトリック・スポーツバック、「A6 e-tron」市販型の最新プロタイプをカメラが捉えました。

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アウディ A6 e-tron 市販型プロトタイプ

A6 e-tronは2021年9月に初公開された「A6 e-tronコンセプト」の市販モデルにあたります。A6の次期型とも噂されていましたが、デビューは内燃機関のA6と入れ替わるわけではなく、別モデルとして2023年にデビューすると予想されています。

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アウディ A6 e-tron 市販型プロトタイプ

約1ヵ月前には、望遠で捉えた画像でしたが、今回は白昼鮮明にプロトタイプを捉えています。まだカモフラージュが分厚く、デザイン詳細は不明ですが、昨年初公開されたプロトタイプから微調整されている様子がうかがえるものの、コンセプトで見られた滑らかなルーフラインは維持しているようです。

目玉は、コンセプトモデルでは見られなかったスプリットヘッドライトが採用されている点です。同様のデザインは来たる「Q6 e-tron」にも見られ、アウディの新しいスタリングの方向性を示唆しているといえるでしょう。その他コンセプトからの変更点は、より小さく完全に覆われたシングルフレームグリル、フロントバンパーのワイドなインテーク、コンパクトなコーナーエアインテークです。

またドアハンドルとサイドミラーが装備されていますが、オプションでデジタルミラーが用意される可能性もありそうです。後部では、LEDテールライトが新設計されているほか、コンセプトではライト上部に黒い部分がありましたが、市販型では削除。バンパーのリフレクターの間にはディフューザーが装着されていることもわかります。

市販型では、ポルシェと共同開発したPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)アーキテクチャを採用、両社はこのプラットフォームを使用して、Q6 e-tronをはじめ、次世代の全電気式ポルシェ「マカン」など、さまざまな新車をサポートするでしょう。

コンセプト時のスペックは、デュアルモーター により最高出力476ps、最大トルク800Nmを発揮。0-100km/h加速4秒未満で走り抜けるとしていましたが、市販型でも同レベルが期待できると思われます。また急速充電に対応し、25分以内に80%の充電を完了します。

A6 e-tron市販型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想され、市場ではメルセデス・ベンツ「EQE」やBMW「5」と対峙することになります。

(APOLLO)

 

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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