■コンパクトなキドニーグリルなど3シリーズとデザイン共有か
BMWは2020年、第2世代となる主力クーペ「4シリーズ」を発表、これまでにない縦に伸びた巨大グリルを装備し話題を集めましたが、2024年にも期待される大幅改良で通常グリルが復活するという噂が入ってきました。
X-Tomi Designから協力を得た予想CGは、鋭い角度を持つLEDデイタイムランニングライト、スリムなヘッドライト、メッシュのバンパーグリル、エアカーテンを装備、大幅改良を終えたばかりの「3シリーズ」と同じフロントエンドを持っています。
しかし、最も注目されるのはコンパクトなキドニーグリルです。
前世代の時点でセダンの3シリーズとクーペの4シリーズは、多くのコンポーネントが流用され、フロントエンドデザインを共有していたため、原点回帰するのも不思議ではないでしょう。
巨大グリルでなくなると、フロントエンドはそれほどアグレッシブに見えませんが、デザインいおいて攻撃性は必ずしも必要ではなく、多くのBWMファンに歓迎されることが予想されます。
キャビン内では、「iDrvie8」インフォテインメントシステムを搭載、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターや、14.9インチのインフォテインメントディスプレイを装備、1つの大きなガラスが2つのディスプレイを覆います。
パワートレインは、最高出力185psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力385psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンの「M440i xDrive」などがキャリーオーバーされることが予想されます。
頂点には最高出力480psを発揮する「M4」が存在しますが、改良型では、「M」モデルのみ巨大グリルを持たすなど、差別化も噂されています。
M4改良型は最速で2023年終わり、遅れれば2024年春頃の登場となるでしょう。