発表間近のBMW M3ツーリング、市販型コックピットを激写【動画】

■すでに非公式ながらニュル最速ワゴンとなる7分30秒を計測か

BMWは5月、主力ワゴン『3シリーズ ツーリング』改良新型を発表しましたが、その頂点に設定される最強モデル、『M3ツーリング』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えると同時に、その内部を激写しました。

BMW M3ツーリング_005
BMW M3ツーリング 市販型プロトタイプ

キャッチしたプロトタイプは、先日公式リークされた開発車両と同様にボディ全体をカモフラージュ。しかし、その下はすべて市販型パネルで、スリムなヘッドライト、アグレッシブなエアインテーク、バブルボンネットフードを装備していることがわかります。

BMW M3ツーリング_001
BMW M3ツーリング 市販型プロトタイプ

側面では、M3ツーリングに関するBMWのストーリーにリンクしているQRコードを貼り、後部ではスプリットタイプのルーフスポイラー、L字型LEDテールライト、ディフューザーを挟むクワッドエキゾーストパイプなどが確認できます。

初めて捉えたキャビン内では、3シリーズ改良新型と共有する「BMWカーブドディスプレイ」を搭載、12.3インチのインフォテインメントディスプレイと、14.9インチのコントロールディスプレイを配置、「iDrive8」をインストールしているはずです。

BMW M3ツーリング_003
BMW M3ツーリング 市販型プロトタイプ

今回公開されたティザームービーでは、ニュルブルクリンク北コースをテストドライブする様子が映されていますが、すでに非公式ながら7分30秒を計測したと噂されており、これが事実なら現在、ワゴン最速であるメルセデスAMG『E63Sステーションワゴン』の7分45秒を抜き去ることになります。

M3ツーリング市販型のパワートレインは、3.0リットル直列6気筒の「M ツインパワーターボ」エンジンの最新バージョンを搭載、最高出力は480ps、最大トルク550Nmを発揮します。またコンペティションでは最高出力510ps、最大トルク650Nmを発揮しますが、M3ツーリングでは、全輪駆動のコンペティションのみの発売が予想されています。

(APOLLO)

 

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる