■「IIHS 2022年安全性評価」で8モデルが賞を獲得
SUBARUは、同社の主要市場ともいうべき米国をはじめ、日本、ヨーロッパなど、各国、地域の自動車アセスメントで多くの最高評価を獲得しています。
このほどSUBARUは、2022年モデルのSUBARU BRZ(アイサイト装着車)とフォレスター(共に米国仕様車)が、米国「IIHS(Insurance Institute for Highway Safety/道路安全保険協会)」により実施された2022年安全性評価で、最高評価の「トップセイフティピックプラス(TSP+)」を獲得したと明らかにしました。
SUBARU BRZは、6AT搭載車に新たにアイサイトが標準装備されたことで初めて最高評価を獲得。フォレスターは、すべての評価基準において最高評価に輝いています。
今回のSUBARU BRZとフォレスターの受賞により、「IIHS 2022年安全性評価」で賞を獲得したSUBARU車は、下記の8モデルになります。
今回ご紹介したSUBARU BRZ(アイサイト装着車)は、初の「TSP+」を獲得。フォレスターは、16年連続の「TSP」以上獲得になります。クロストレック(SUBARU XV)ハイブリッドは、4年連続の「TSP+」獲得。
レガシィは17年連続の「TSP」以上獲得で、アウトバックは14年連続の「TSP」以上の獲得。そして、大型SUVのアセントは、5年連続の「TSP」以上の獲得となっています。
なお、2022年安全性評価において「TSP」「TSP+」に輝くには、6種類ある耐衝撃性能試験のすべてにおいて「Good」で、さらにヘッドライト性能試験で「Good」もしくは「Acceptable」を獲得。
さらに、対車両および対歩行者の両方で「Superior」もしくは、「Advanced」の評価を獲得した前面衝突予防システムが選択できることが必要になります。加えて、「Good」もしくは「Acceptable」評価を獲得したヘッドライトが標準装備されたモデルには、最高評価である「TSP+」が与えられます。
「TSP」の要件をさらに強化した「TSP+」は、2013年に導入され、それ以降、同社が獲得した「TSP+」の累計は63となり、単一ブランドとして最多を誇っています。
日本と米国の自動車アセスメントは、内容や条件が一部異なりますし、米国仕様と日本仕様の違いもあります。単純に評価できないものの、日本においてもクルマ選びの一助になりそうです。
(塚田勝弘)