免許取り立ての大学生にもピッタリな、予算50万円で狙うオススメ中古車5選【2022年版】

■50万円以下でも多彩なクルマが選べる

この春、大学に進学した人の中には、春休みにすでに自動車運転免許取得済みの人や、これから教習所に通う予定の人など、さまざまいることでしょう。

コロナ禍の中、クルマによる移動が再認識されたことで、クルマ離れ?と言われる若い方たちが自動車教習所に通い、免許を取得しようとする傾向が多くなっています。免許取得中の方は、卒業までにじっくりとクルマ選びもしておきたいところです。

今回は、そんな免許取り立て、もしくは取得中の皆さんにオススメの、予算50万円以下で購入できる中古車5モデルを紹介します。

●日産ジューク/個性的なデザインはいまでも新鮮

50万円以下の中古車
日産ジューク

現在、国産車で人気が高いのがSUV(スポーツユーティリティビークル)です。国産車でもコンパクトサイズからラージサイズまで様々なボディサイズがラインアップされています。

免許取り立てということで、取り回ししやすいコンパクトサイズSUVから日産ジュークをピックアップしました。

ジュークは2010年〜2019年まで販売されたコンパクトSUVのパイオニアです。

現在、予算50万円で購入できるジュークの中古車は約157台流通して最安値は約26.8万円です。そのほとんどが1.5Lエンジンを搭載した2WD(FF)車となっています。

ジュークの個性的なデザインは、生産終了した現在でも全く古さを感じさせません。

●スバル・インプレッサスポーツ/運転支援システム「アイサイト2.0」を搭載

50万円以下の中古車
スバル・インプレッサスポーツ

予算50万円でも安全性を考えて、運転支援システムが装着していたほうが良い、という人にオススメしたいのがスバルインプレッサスポーツです。

50万円でも狙えるインプレッサスポーツは、2011年〜2016年まで販売された4代目の旧型モデルとなります。全長4415mm×全幅1740mm×1465mmの3ナンバーボディですが、取り扱いやすいのが特徴です。

インプレッサスポーツは、スバル独自の運転支援システムであるアイサイトver.2.0を搭載しており、約73台流通している50万円以下の中古車でも装着車が見つけられます。インプレッサスポーツの中古車はエンジン排気量より、アイサイトの装着を重視して探しましょう。

●ホンダCR-Z/ハイブリッドシステムを積むコンパクトスポーツカー

50万円以下の中古車
ホンダCR-Z

ホンダCR-Zは2010年〜2017年にかけて販売されたハイブリッドコンパクトスポーツカーです。全長4mのボディに2+2のパッケージを採用したライトウェイトスポーツで、CVTだけでなく、6速MTも選ぶことができます。

搭載する1.5L直列4気筒i-VTECエンジンにIMAシステムを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、キビキビとした軽快な走りが特徴です。

現在、予算50万円で手に入るCR-Zの中古車は約100台流通しています。その中でMT車は13台、最安値は18万円からとなっています。

●トヨタ・カローラ フィールダー/走行性能も荷室の広さも完璧

50万円以下の中古車
トヨタ・カローラフィールダー

SUVのように荷物がたくさん詰めて、セダン並みに低重心、高い走行性能も発揮できるという良いとこ取りのクルマがステーションワゴンです。現在日本市場では、ステーションワゴンはやや人気薄ですが、アクティブに出掛ける人にとってはピッタリのクルマです。

予算50万円で手に入る国産ステーションワゴンの中から、2006年〜2012年に販売されたトヨタ旧型カローラ フィールダーをピックアップしました。

取り回しのしやすい5ナンバーサイズですが、ラゲッジ容量は5人乗車時で403L、後席をすべて倒すと801Lまで拡大し、長尺物も積載可能です。

現在、50万円以下で購入できる旧型のカローラ フィールダーは約175台流通していて、スポーティな外観のエアロツアラーも選ぶことが可能です。

■ホンダ・オデッセイ/多人数でのキャンプにもバッチリ

50万円以下の中古車
ホンダ・オデッセイ

気の合う仲間と一緒にキャンプなどに出掛けたい、というのであれば、ミニバンがオススメです。ミニバンの中でもスタイリッシュなデザインの旧型ホンダ・オデッセイならば若者にもピッタリです。

2008年〜2013年まで販売された旧型オデッセイの2WD車は全幅1800mm、全高1545mmなので、都市部に多い立体駐車場にも対応している優れたパッケージングが魅力です。

普段は5人乗り+広いラゲッジとして使え、万一の時にはサードシートも使えば、多人数乗車も可能となっています。

予算50万円で購入できる旧型オデッセイの中古車は約345台流通しています。エアロパーツや専用サスペンションを採用し、走行性能を向上させたアブソルートは使用ガソリンがハイオクとなる点がネック。レギュラーガソリン仕様ながらスポーティな外観の、2.4Mエアロパッケージやファインスピリットがオススメです。

※文中の中古車流通量や相場は、2022年5月上旬のものです。

(文:萩原文博/写真:トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工場、SUBARU)

※この記事は2022年5月16日に再編集しました。

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この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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