JPN TAXIが一部改良。細菌の繁殖を抑える抗菌シート、シートベルトを採用

■足の不自由な方や車いすの方の助手席への移乗をサポートするアシストグリップを設定

すっかり日本のタクシーとして定着したトヨタの「JPN TAXI」。筆者は子ども連れでも何度か乗っていて、子どもからも乗り降りしやすい(セダンタイプのタクシーより)という声を聞いたことがあります。

JPN TAXI
JPN TAXIのエクステリア

登場以降、現場の声に応えるべく車いすの方の乗降スロープの改良なども行われてきました。

乗降性の良さだけでなく、積載性の高さも魅力。77サイズ(839mm×603mm×295mm)のスーツケースが2つ積載できるなど、セダンタクシーよりも開口部が低く抑えられているため、こうした大きな荷物の出し入れも楽にできます。

JPN TAXI
抗菌シート、シートベルトを採用

そのJPN TAXIが、2022年5月14日に一部改良を受けました。

細菌の繁殖を抑制する効果がある抗菌シートと抗菌シートベルト(後席)を採用。抗菌仕様は、直接手が触れやすい部分への適用となります(抗菌は、シート表皮、シートベルト片での試験による効果であり、実使用環境・実使用条件での結果ではありません)。

JPN TAXI
乗降用のアシストグリップを設定

さらに、足の不自由な方や車いすの方の助手席への移乗をサポートするアシストグリップが設定されています。今回の一部改良で、ユニバーサルデザインを特徴とするJPN TAXIの資質がさらに磨き上げられています。

●価格帯:333万8500円~356万4000円(価格は一部の地域で異なります)

塚田勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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