【高速サービスエリア ドッグラン 九州】東九州道・別府湾SA(下り)は別府湾を見下ろす風光明媚でオシャレなスポット

■自然の地形を活かした丘陵地にドッグランを設置

2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが、マイカーのMINIで足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介! 今回は東九州自動車道、別府湾(ぺっぶわん)SA(下り)です。

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山荘 無量塔がプロデュースした別府湾SAの施設

別府湾SA(下り)は、大分県別府市に位置する東九州自動車道のサービスエリアです。上下線を遊歩道で行き来でき、スマートインターチェンジやバス停留所も併設しているため、アクセスもよく高速道路の利用客以外でも多くの人が訪れるスポットです。

●食の充実ぶりは「別府」ならではの別格

別府湾SAは、由布院温泉の宿として名高い「山荘 無量塔」がプロデュースしているため洗練された建物が並び、一般的なサービスエリアとは違った雰囲気を楽しめます。玄林館という名称のフードコート&ショッピングコーナーでは、オリジナルの「玄林館デミカレー」が食べられます。

また、全国の生産量96%を占める大分県の特産品「かぼす」の果実や、さまざまなお菓子が取り揃えてあり、どれを買おうか迷ってしまうほどです。

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丘の手前にドッグランの看板が設置されている

さらに、岐阜や新潟から移築・再生した築100年の古民家レストランや、由布院のロールケーキやチーズケーキがいただけるおしゃれなカフェもあるほどの食の充実ぶりは、ほかのサービスエリアとはひと味違います!

●全国屈指のバツグンに見晴らしがいいドッグランエリア

広さ345m2のドッグランは、玄林館の左奥を入ったところにあります。クルマを停車する際は急速充電器の近くに停めると便利です。

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丘陵地を活かしたドッグラン

ドッグランを利用するためには、階段を利用します。登り切ると、広々とした丘の一帶がドッグランになっていて、見晴らし最高! 広さは345m2より全然広く感じます。

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照明施設がないため、利用時間は限られている

残念ながら照明設備がないため、日の出から日没までと利用時間が定められています。階段を上ったりしますので、ワンちゃんの安全のためにも、夜間のご利用はお控えください。

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水道設備は周りのグリーンに溶け込むようなレンガ調となっている

水道設備も、周りのグリーンに溶け込むようなレンガ調。ホースが付いている蛇口もあるので、用途によって使い分けできるのはGOOD。

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排泄物ボックスも木の板を使用している

排泄物ボックスも周りを木の板で囲まれていて、温かい雰囲気に。こんなちょっとした気遣いは嬉しくなります。丘の上一帶がドッグランのフィールドとして提供され、贅沢感あり。ワンちゃんはいうまでもなく、飼い主さんも大いにリラックスできます♪

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ベンチに腰掛ければ、別府湾を一望できる

さらにベンチに腰掛けて、別府湾を見下ろすというアトラクション付きです。そして、サービスエリア敷地内にもしっかり水道設備があります。ここで手を洗ったり給水したりすることもできます。

●ここは「恋人の聖地」「日本夜景遺産」!

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ドッグランが苦手なワンコも散歩できるコースがある

ドッグランだけでなく丘地もあり、ドッグランが苦手なワンちゃんもリードを付けて充分にお散歩できます。

別府湾SAは、建物施設もオシャレで充実していますが、ドッグランも国内サービスエリア屈指の勾配と見晴らしで、ワンちゃんも大喜びすること間違いなし!

「恋人の聖地」「日本夜景遺産」にも認定されているほど、別府湾を臨む眺望は一見の価値あり! 九州を訪れた際はぜひ時間をかけて立ち寄って欲しいスポットです。

(文:高市 智子/写真:萩原 文博

※この記事は2023年4月30日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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