■Bピラーが後方へ移動、Cピラーを削除しホイールベースは短くスポーティに
マセラティは3月22日、ブランド第2弾となる5ドア・クロスオーバーSUV「グレカーレ」を発表しましたが、その3ドアバージョン「グレカーレ ショート」を大予想しました。
本格的3ドア・クロスオーバーSUVといえば、トヨタ「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザー70シリーズ」、日産「パトロール ショートホイールベース」などが存在しました。
輸入車では、第1世代のランドローバー「レンジローバー イヴォーク」に設定されていましたが、第2世代では廃止されるなど、ニッチな禁断の市場といえます。
お馴染みX-Tomiデザインが協力してくれた予想CGは、フロントドアは5ドアより長いことがわかると同時に、Bピラーも後方へ移動しているほか、ホイールベースが短くスポーティな印象です。
グレカーレの頂点に立つ「フォロフェオ」では、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載、最高出力は523ps・最大トルク620Nmを発揮します。
0-100km/h加速は3.8秒ですが、3ドアでは0.2秒から0.3秒短縮されると予想されます。
世界のメジャーブランドからしばらく目にしない3ドアSUVですが、果たしてマセラティはニッチ市場に挑むのか、注目です。