BMW M2がさらに過激に!センターマウント4本出しマフラー装着のプロトタイプをキャッチ

■オプションの「Mパフォーマンスパッケージ」装着プロトタイプか?

BMWは現在、ハードコア2ドアクーペG87型『M2』を開発中ですが、より過激なボディキットを備えるプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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BMW M2 新型 Mパフォーマンスパッケージ装着プロタイプ

これまで頻繁に目撃されてきたM2は、年内のワールドプレミアに向け徐々にカモフラージュが剥がされ、フロントバンパーのデザインなどが露出してきています。しかしこのプロトタイプは、バンパーのほかキドニーグリルさえも隠されています。

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BMW M2 新型 Mパフォーマンスパッケージ装着プロタイプ

注目は後部です。膨らんだホイールアーチの下に極太タイヤを収めるため、非常にワイドなリアトラックを備えています。

そしてなんといっても目立つのは、センターマウントクワッドエキゾーストパイプでしょう。このレイアウトはM3/M4のパフォーマンスカタログでも非常によく似たセットアップが提供されています。

またトランクリッドに巨大なスポイラーも装着。足回りではブルーブレーキキャリパー、強化ブレーキを装備。オプションの「Mパフォーマンスパッケージ」装着プロトタイプである可能性が高いと思われます。

キャビン内では、メルセデス・ベンツのようにデジタルインストルメントクラスターとインフォテインメントタッチスクリーンのペアが隣り合って配置された湾曲したパネルを搭載、「iDrive8」を提供します。また高性能「コンペティション」モデルでは、カーボンファイバーバケットなどが予想されています。

M2新型はBMWの「M」50周年記念の一環として、今年後半に発売。3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力は400psオーバーは濃厚とみられます。

さらに「コンペティション」では最大450ps~470psとも噂されており、6速マニュアル、または8速オートギアボックスと組み合わされます。後輪駆動はほぼ確定ですが、全輪駆動の「M xDrive」が提供されるか注目です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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