レンジローバースポーツ次期型、デザイン鮮明に!高性能モデル「SVR」は615馬力

■スリムに進化したヘッドライトとグリル、丸みを帯びたフードを装備

ランドローバーのパフォーマンス・クロスオーバークーペSUV、「レンジローバースポーツ」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ランドローバー レンジローバースポーツ 次期型プロトタイプ

ランドローバーは2021年10月、最高級クロスオーバーSUV「レンジローバー」新型を発表しましたが、その約1年後にレンジローバースポーツ新型が登場することになります。

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ランドローバー レンジローバースポーツ 次期型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、レンジローバー新型と比較して明らかに短いオーバーハングを持っています。

フロントエンドには、2つの水平基調のワイドエアインテークと、両サイドに垂直の給気口を装備。目立ったフロントリップと「フローティング」フォグランプのように見えるものを備えています。

ほかにも、スリムに進化したヘッドライトとグリル、丸みを帯びたフード、ボディのシルエットが確認できます。

側面ではフロントフェンダーベント、パワーリトラクタブルドアハンドル、際立つショルダーライン、分厚いサイドスカートなど、レンジローバーと大きく差別化されている様子が伺えます。

後部ではスリムでワイドなLEDテールライト、傾斜したリアウィンドウが見てとれるほか、ナンバープレートの装着位置はリフトゲートからリアバンパーに移動されています。さらに前回はなかったデュアルエキゾーストパイプがインストールされていることからも、内燃機関モデルと思われます。

市販型ではベースモデルとなるレンジローバーを支える「MLA-Flex」アーキテクチャを流用、新しいプラットフォームは、より多くの電化を可能にし、剛性の向上により車両の道路挙動を改善するといいます。

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ランドローバー レンジローバースポーツ 次期型プロトタイプ

パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドや、最高出力400ps、最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンをラインアップ。

注目は、より強力なプラグインハイブリッド「SVR」で、BMW「X5M」から4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを移植。電動化され、最高出力は615psを発揮、0-100km/h加速は4.0秒のパフォーマンスが期待できます。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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