■車重はハイパーカー「Evija」の3,700ポンド(1,680kg)を超える4,409ポンド(2,000kg)
ロータスは3月29日、ブランド初の電動クロスオーバーSUVとなる「エレトレ」を発表しましたが、その主役となるハードコアバージョンが設定される可能性があることがわかりました。
ロータスは車重に関して明かしていませんが、ハイパーカー「Evija」の3,700ポンド(1,680kg)を超える4,409ポンド(2,000kg)となることがわかりました。
一見重い印象を受けますが、これはテスラ「モデルX」の5,412ポンド(2,455kg)、アウディ「e-tron S」の5,853ポンド(2,6555kg)よりも軽量なのです。
軽量化は黒のパーツをカーボンファイバー製に、残りをアルミニウム製で仕上げ、通常のレザーと比較して50%削減する、ウール混紡の生地をシートに使用するなど配慮された結果と思われます。
エレトレのパワートレインは、最高出力600psを発揮、0-100km/h加速3秒以下、最高速度260km/hの動力パフォーマンスを誇ります。
100kWhのバッテリーを積み、1回の充電で600kmの航続距離を実現、出力350kWの急速充電で70%近い航続分を20分で充電できます。
しかし、エレトレはこれだけでは終わりそうもありません。300psのリアモーターを追加するトリプルモーターを搭載、最高出力900psを叩き出すハードコアモデルが計画されているといいます。
このトップモデルでは、0-100km/h加速「2.5秒をはるかに下回る」といい、テスラ「モデルX Plaid」の2.6秒をも凌駕する数値となります。
900psエレトレの登場は2024年以降が予想されます。