■グランツーリスモの性格を強調した新グレードの「Ti」
2022年4月6日(水)、スポーツセダンのアルファロメオ・ジュリアが一部改良を受けました。同時に、新グレードのジュリア Tiが追加されています。
「Ti」は、「Turismo Internazionale」の頭文字から命名され、グランツーリスモのキャラが強調された新グレードです。
エクステリアは、ダークタービンデザインが採用された18インチアルミホイールやボディ同色のエクステリアミラーハウジングなどの専用パーツを備え、エレガントな雰囲気を漂わせています。フロントフェンダーには、「Ti」エンブレムが備わります。
一方のインテリアも「Ti」専用のグレーオークウッドパネル、滑らかな風合いのナチュラルレザーシート(前席シートヒーター付、運転席シートメモリー付)が備わります。
シートカラーには専用のタンが設定されていて、ブラック基調のインテリアとの組み合わせによりエレガントな仕立てになっています。
今回の一部改良では、既存グレードの「Veloce(ヴェローチェ)」と「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」の装備の充実化が盛り込まれています。
ヴェローチェには、ブラックのフロントグリルやエクステリアミラーハウジング、ダークエキゾーストフィニッシャー、新デザインで19インチのアルミホイールが新たに備わり、上質感を演出。リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)が新たに搭載され、スポーツ性能に磨きが掛けられています。
究極のダイナミクス性能を謳う「クアドリフォリオ」には、ブラックテールライト、レザー/アルカンターラ巻きステアリングホイール、高いホールド性と快適性、軽量化が両立されたスパルコ製カーボンバケットシートが新たに備わったのがトピックス。
新仕様の共通装備として、オートハイビーム機能付バイキセノンヘッドライト、ステアリングヒーター付スポーツレザーステアリングホイール、ナビゲーションシステムや地上デジタルTVチューナーなどの装備のほか、「トラフィックジャムアシスト」や「ハイウェイアシストシステム」などの先進安全装備、運転支援装備が用意されています。
●価格
「2.0 TURBO Ti」:554万円
「2.0 TURBO Veloce」:624万円
「2.9 V6 BI-TURBO Quadrifoglio」:1287万円
(塚田 勝弘)