■830psを発揮する2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターが有力
フェラーリは現在、5ドアFUV(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)「プロサングエ」を開発中ですが、その市販型と思われるプロトタイプのティザーイメージが初公開されました。
公開された画像のフロントエンドには、巨大なコーナーエアインテークを装備するバンパー、左右ヘッドライトを接続するストリップLED、グリルのないシンプルなデザインが見てとれます。
後者はフロントフェンダーのラインとともに、「SF90」にインスパイアされている様子が伺えます。
後部のデザインは明かされていませんが、これまでの情報から「296GTB」を彷彿させるLEDテールライトを装備、ディフューザー、スキッドプレート、クワッドエキゾーストパイプなどが配置される思われます。
パワートレインに関しては多数の噂がありますが、有力なのはシステム合計出力830psを発揮する2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターで、296GTBのハイブリッドパワートレインから流用されます。
もう一つの噂は、SF90 ストラダーレ・フラッグシップのハイブリッドV型8気筒で、こちらは最高出力1,014psを発揮しますが、SUVとしてはパワフルすぎるとも思えます。
最新情報では、812スーパーファストから6.5リットルV型12気筒エンジンを流用、この場合、最高出力830psを発揮すると予想されています。
プロサングエのワールドプレミアは、2022年内、デリバリーは2023年からと予定されています。