早くも新型ダイハツ・アトレーベースの軽キャンパーが登場【ジャパンキャンピングカーショー2022】

■軽最大級を誇る広大なラゲッジスペースを有効活用

バスコン、バンコン、軽キャンパーまで多彩なオリジナルキャンパーを手がけるマリナ’RV。

早くも新型ダイハツアトレーをベースとした軽キャンパーの「キャビンⅡミニ BASE」を出展していました。新型アトレーは、全車4ナンバー化されたこともあり、軽自動車最大級といえるラゲッジスペース(VDA:1275L)を誇っています。

マリナ’RV キャビンⅡミニ BASE
マリナ’RVの「キャビンⅡミニ BASE」

マリナ’RVの「キャビンⅡミニ」は、大人2人がゆったり就寝できるベッドマットを備え、快適な車中泊に対応する軽キャンパー。マットレスは、標準のビニールレザーをはじめ、オプションでファブリックを用意。

マリナ'RV キャビンⅡミニ BASE
アトレーベースの広いラゲッジスペースを享受できる

マットレスのカラーも好みに応じて選択できます。ニーズに応じてギャレーやテーブル、スポットライト、室内灯(LED)、フリップダウンモニター、シェード、天井防音断熱加工、外部電源などから選択できます。

今回の展示車両には、アウトドア派に人気のJackery製ポータブル電源を備え、車内だけでなく、キャンプ場やフィールドで家電が使えるようになっています。

マリナ'RV キャビンⅡミニ BASE
ポータブル電源を搭載した展示車

ベースの新型アトレーには筆者も試乗済みで、「DNGA」化された新開発のプラットフォームをはじめ、FR用CVTの採用などにより走りの質感が大きく向上したのを確認しています。

先代と比べると、静粛性や乗り心地が大きく改善していて、軽商用バン離れしたレベルにまで引き上げられています。

マリナ'RV キャビンⅡミニ BASE
LEDや脱着式テーブルを備えた展示車両

さらに、先述したように、クラス最大級のラゲッジスペースを備えていて、軽キャンパーのベースとして定番となっているスズキ・エブリイに強烈な対抗馬が登場したともいえます。エブリイ、新型アトレーという魅力的なベース車から選択できるようになり、軽キャンパーのユーザーや潜在オーナーにとって朗報といえそうです。

●展示車両の装着装備品(オプション含む):ポータブルバッテリー(1000W)、ソーラーシステム(150W)、正弦波インバーター、室内灯LED、システムキャリアセット、外部入力コンセント、カーフィルム、快適マット、スピーカー(JBL)、切替リレー、オーバーヘッドラック、メモリーナビ(7型)、バックカメラ・ETC、ドライブレコーダー(前後)、リヤモニター(16インチ)、3ウェイテーブル、14インチアルミホイール&タイヤなど

●車両本体価格:264万円

●展示車両価格:392万9680円

(文/写真 塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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