■AMG「GT R」の要素を多く取り込んだ予想CGに
メルセデス・ベンツは2021年10月に、2ドアオープンモデル・新型『SL』を発表しましたが、初代となる「300SL」を現代版にアレンジした予想CGを入手しました。
300SLはガルウィングドアと洗練されたデザインを特徴とし、車名の「300」からわかるように排気量3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載、ファンにとって特別な1台となっています。
CGを制作したAbimelec Designのデザインは、300SLが現代のAMG「GT R」の要素を多く取り込んでいることがわかります。
CGでは、AMG GT Rのサテンメタリックグリーンで塗装、300Sのなめらかな形状を失うことなく、いくつかのAMGタッチを取得。
フロントエンドは300SLと非常に似ていますが、グリルの形状が異なるほか、フロントバンパーを改良、カーボンファイバー製チンスポイラーを装備しています。またカーボンファイバー製のサイドスカートやフードガーニッシュを配置することにより、スポーティさが大幅にアップしています。
後部でも、カーボンファイバー製スポイラー&ディフューザーを装着、再配置されたバッジ、LEDテールゲート、クワッドエキゾーストパイプなどが確認できます。またトランクラッチ、グリルエンブレムなどAmerican Racing VN427ホイールを除いてすべてのクロームビットがブラックトリムに置き換えられているのも特徴的です。
クラシックと最新デザインが見事に融合した現代版300SLの実車を見ることはできるのか、楽しみにしたいですね。