■8月のべブルビーチコンクールデレガンスでのデビューが決定
イタルデザインは2月、「デロリアン」後継モデルのティザーイメージを公開しましたが、8月のペブルビーチコンクールデレガンスでワールドプレミアすることを正式に発表しました。
デロリアン(DMC)社は、1975年に当時GM副社長ジョン・デロリアン氏が独立、理想のクルマを目指し設立しました。
1981年にはイタルデザインとロータス・カーズの協力により「DMC-12」が誕生しています。その後世界的大ヒットした映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンベースカーとして登場、その存在を世界に知らしめました。
公開された動画では、ガルウィングドアと「独自のイタルデザインスタイリングアピール」を備えています。
新型デロリアンでは、先代と比べてラインが柔らかくなっているように見えるほか、ドアパネルとフェンダー周辺は先代ほど角ばらない様子がうかがえます。
デロリアンのCMOであるTroy Beetz氏は、「デロリアンブランドの次の進化が、イタルデザインの名高いパートナーシップによって表されることを非常に嬉しく思います」と述べています。
新型は「Williams Advanced Engineering」と提携してEVXモジュラープラットフォームを開発、フルエレクトリックモデルとなり、最高出力は1,360psを発揮、航続距離は1,000km(621マイル)の動力性能を誇ります。