フルEVで復活する「デロリアン」は1360馬力&航続距離1000km【動画】

■8月のべブルビーチコンクールデレガンスでのデビューが決定

イタルデザインは2月、「デロリアン」後継モデルのティザーイメージを公開しましたが、8月のペブルビーチコンクールデレガンスでワールドプレミアすることを正式に発表しました。

デロリアン_001
デロリアン 新型 ティザーイメージ

デロリアン(DMC)社は、1975年に当時GM副社長ジョン・デロリアン氏が独立、理想のクルマを目指し設立しました。

1981年にはイタルデザインとロータス・カーズの協力により「DMC-12」が誕生しています。その後世界的大ヒットした映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンベースカーとして登場、その存在を世界に知らしめました。

デロリアン_005
デロリアン イン バック・トゥ・ザ・フューチャー

公開された動画では、ガルウィングドアと「独自のイタルデザインスタイリングアピール」を備えています。

新型デロリアンでは、先代と比べてラインが柔らかくなっているように見えるほか、ドアパネルとフェンダー周辺は先代ほど角ばらない様子がうかがえます。

デロリアンのCMOであるTroy Beetz氏は、「デロリアンブランドの次の進化が、イタルデザインの名高いパートナーシップによって表されることを非常に嬉しく思います」と述べています。

新型は「Williams Advanced Engineering」と提携してEVXモジュラープラットフォームを開発、フルエレクトリックモデルとなり、最高出力は1,360psを発揮、航続距離は1,000km(621マイル)の動力性能を誇ります。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる