■メープルウッド、ナッパレザー、和織物、クロームのディテールなどでライバルと差別化
3月8日にワールドプレミアが決定している新型クロスオーバーSUVのマツダ「CX-60」。その市販型のインテリアを予告する動画が初公開されました。
現在マツダには、2ドアオープン「ロードスター」と、ピックアップトラック「BT-50」の2台のRWD(後輪駆動)モデルが存在します。
CX-60はブランド第3の後輪駆動モデルになるとともに、縦置きエンジンレイアウトの「ラージ商品群」最初のモデルとなり、プレスリリースに「印象的な新しいフロントエンジン、後輪駆動のSUV」と書かれています。
リリースされた動画には、上級モデル「CX-70」に引けを取らない、メープルウッド、ナッパレザー、和織物、クロームのディテールなど、ライバルとの差別化を図った上質な素材が見てとれます。
パワートレインは、2.5リットル直列4気筒「SKYACTIV-G」、48Vマイルドハイブリッドを備える3.3リットル直列6気筒ディーゼル「SKYACTIV-D」と3.0リットル直列6気筒「SKYACTIV-X」がラインアップされるほか、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドを設定、最高出力は300ps以上を発揮します。
マツダは昨年、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の計画を発表しました。
すでに北米でデビューした「CX-50」をはじめ、ラージ商品群では、2列シートの「CX-60」「CX-70」、3列シートの「CX-80」「CX-90」などが導入予定となっています。このうち、北米市場には「50」「70」「90」を投入、欧州市場には「60」と「80」、そして日本市場にも「60」と「80」を展開予定となっています。