全ラインアップ情報を入手! BMW 7シリーズ次期型の最強モデルは「i7 M60」

■V12エンジンは終了。i7 M60にはデュアルモーター搭載で650psに

BMWは現在、フラッグシップ4ドアセダン「7シリーズ」次世代型を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ

ドイツ・ミュンヘンでキャッチした開発車両は、フロントバンパーを覆っていたプラスチックパネルが外され、キドニーグリルの輪郭や、3本のルーバーを備えるV字型のスポーティなエアインテークが露出しています。

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BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ

ヘッドライトは話題の上下二段スプリットタイプを採用。

上部LEDストライプはデイタイムランニングライトとインジケーターの組み合わせとして機能し、下部はメインヘッドライトユニットの可能性が高いです。

市販型では「iNEXT」や「i5」を支えるアーキテクチャに、共通する新設計のプラットフォームを採用、プラグインハイブリッドを含む幅広いパワートレインを提供します。

最新情報によるとパワートレインは、最高出力275psと375psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジン、よりパワーを必要とする顧客には最高出力545ps、および635psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンがラインアップされるといいます。

プラグインハイブリッドでは、最高出力400ps、500ps、650psを発揮する3つのグレードが用意されるようです。

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BMW 7シリーズ 次期型プロトタイプ

BMWはすでに7シリーズ次世代型に、1986年に発売された「E32型」以降継承されていた伝統のV型12気筒を設定しないことを発表しています。

次世代型では、650psを発揮する「i7 M60」へ移行することになるでしょう。i7 M60では少なくとも2つの電気モーターを搭載、1回の充電による航続距離は400マイル(644km)を超えると思われます。

7シリーズ次世代型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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