■「C40リチャージ」から継承する新設計されたLEDヘッドライト装備
ボルボのコンパクト・クロスオーバーSUV、「XC40」改良型の市販型プロトタイプカメラが捉えました。
スカンジナビアで捉えたプロトタイプは、一切のカモフラージュをまとっていません。
実はヨーロッパのいくつかの国の公式ページには、すでに改良型の画像がアップされており、公式のワールドプレミアなしにモデルを静かに発表しているわけです。
ただし、北米の公式HPでは改良前のモデルが掲載されており、謎は深まるばかりです。
XC40は2016年に「Concept 40.1」として公開、翌2017年に新世代「CMA(Compact Modular Architecture)プラットフォーム」を初めて採用したコンパクトSUVとして発売されており、これが初の大幅改良となります。
フロントエンドは、フルエレクトリック・クーペSUV「C40リチャージ」から継承する、新設計されたLEDヘッドライト、バンパーを採用、デイタイムランニングライトもわずかに変更されているようです。
後部ではバンパーを刷新、テールライトはわずかにLEDグラフィックが更新されています。
インテリアではダッシュボードの装飾ストリップが新素材に変更、XC40リチャージで見られるように、9インチのタッチスクリーンにより、Googleベースのインフォテインメントの恩恵を受けます。また、ボルボのシグネチャーADASシステムと安全機能を保持します。
パワートレインは、2つのマイルドハイブリッド(B3、B4)と、2つのプラグインハイブリッド(T4、T5)がラインアップされ、3つのトリムレベル(Core、Plus、Ultimate)で利用可能です。B3には最高出力163psを発揮する2.0リットルのマイルドハイブリッドが搭載、一方B4はより強力な最高出力197psを発揮、AWDオプションが設定されます。
プラグインハイブリッドでは、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて、最高出力262psを発揮。フルエレクトリック「CX40リチャージ」では、シングルモーターで最高出力231psを発揮、デュアルモーター版では最高出力408psを発揮します。